朝に部下から英語で1通のメッセージ、、、
I’m so sorry but I can’t go to work today because I got a cold and have a fever,
「風邪をひいて熱があるので、すいませんが今日は休みをいただきます。」
私「んなもん、メッセージなくってちゃんと電話せにゃイカンやろ!!」
おはようございます、小野です。
私自身にこういう感情が起こっていたのは何年前のことでしょうか。
5年ぐらい前まで・・・?
こういうメッセージも、、、
「○日から有給休暇をいただきたいのですが、、、」
「一身上の都合で退職します」
オフィス内にいる部下を呼び出し(或いは電話し)、
私「ちゃんと面と向かって伝えなイカンやろ!!」
昭和(&1970年代)生まれの私は、部下からくるこの類のメッセージに対して、
ことあるごとにコンプレインしてました。違う国にいる場合は
「せめて電話で伝えにゃイカンやろ!!」と、こんな感じでした。。。
過去の話です。
部下が外国人だから、
お互い言語が第一言語同士じゃないから、
距離が離れているからこそ、
対面コミュニケーションや最低限でも電話でのコミュニケーションに
重きやこだわりをもっていました。
しかしここ数年で世の中のコミュニケーション・スタイルは超激変しました。
そこにコロナが追い打ちをかけ、リモートワークの普及とともに
今や非対面の「リモート・コミュニケーション」が当たり前の時代に。
我々人材紹介業界においても、
企業の採用担当者様とのコミュニケーションは
対面でなくZOOMやメールが主流に、
求職者との面接はリモートが主流に、
部下との基本的コミュニケーションもチャット/LINEやグループチャットになりました。
※私の場合、特に部下に対しニュアンス的な部分を伝えたい場合は今でも電話を多用します。
時代の流れなので、これに適用していく必要がありますが、
本音を言うとやはりいまだにシックリきていません^^;
これから社会に出てくる学生や今の10代(或いは10歳未満の子たち)は、むしろ
非対面のコミュニケーションが主流で、よほど親しくない関係でない限りは対面を煩わしいと
考えるのかもしれませんね。これがビジネスにおいたら尚更でしょう。
こういうことを考えると寂しい気持ちになるのは、私に限らず1970年以前(1980年代の方も?)
の生まれの方であれば当然ですよね・・・!?←皆さん同じ気持ちであってほしいという願いです^^;
話がそれますが私が高校生の時(1990年代!!)は
携帯電話普及前で、彼女や好きな子に連絡したい時、自宅に1台しかない
固定電話機で相手の自宅に電話することが唯一の手段。
本人が出ればラッキー!!
しかしなかなかそうはいかず、両親が(特に父親!)が出た時のあの緊張感。
同世代以上の方であれば、皆さんこういう経験をされているのではないでしょうか(苦笑)。
その後ポケベルを使うようになり、
「10641011?」←(読み方)Tel して いい?
「114」←(読み方)いいよ
なんて便利なんだ!!とポケベルの機能に感動していました。
リモート・コミュニケーションについて考えながら、ふと思い出しました。
こういう感覚は今の若者には全くわからないでしょう。^^;
20代の若者にとってはダイヤル式の電話は既に「文化遺産」のようです。
このリモート・コミュニケーション、次世代はどのようなスタイルになるのでしょうか・・・?
「タイピングによるメッセージ送信が、非接触でメッセージが作成できるようになる。」
「オンライン通話の際、動画でなく目の前に相手の顔がバーチャルで浮かび上がる。」
「体温や触覚を認識できるリモートハグや握手が可能になる。」
想像&妄想するとワクワクする反面、どこか物足りない気持ちにもなりますね^^;
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。(小野)
コメント