1年4ヶ月ぶりの東京で

エコアズ・ウィークリー <2023年5月30日号>

おはようございます、小野です。

1年4ヶ月ぶりに東京に行ってきましたが、まったく別世界でした。
どこに行っても観光客だらけ、、、

これからもずっとこんな感じなのでしょうか。
だとすれば予定がない限り東京(観光客が多い場所)には行きたくないな、、、
と思いました。

これで本格的に中国人観光客が戻ってきたらどうなるんだろう・・・?
と、考えたただけでも恐ろしいですね汗

前回はもちろん観光客もおらず、夜の銀座もほとんど人が歩いてなかったのに、
改めてコロナによって世界中の人々の行動が、著しく制限されていたんだなと実感しました。

1年4ヶ月前は銀座のミレニアム三井ガーデンというところに宿泊しましたが
コロナ真っ只中という事もあり1泊6,000円でした(←これはこれで超破格だそうです)。

立地もよく、洗練された良いホテルだったので、今回も宿泊しようと思いきや
何と一泊40,000円前後するじゃないですか!!
もちろん断念しました。。。苦笑

ホテルの宿泊費が軒並み高騰している一方、相変わらず物価は安いなと感じました。

物価高だと日本ではかなり騒いでいますが、タイ含め海外に比べると大した値上げレベル
ではありません。飲食店も数十円の値上げで「謝罪」する的な風潮がなんとも日本人らしく
誠実というか、真面目すぎるといいますか、、、

私自身は20年海外(タイ、台湾、香港)で生活しているので、物価上昇はごく普通ですし、
いつの間にかちゃっかり値上げしているタイ(時にすごい値上げ額)に慣れてしまうと、
ある意味「値上げ」=「悪しき事(値上げしにくい)」という考え方は、滑稽にもうつります。

4月に弊社の台湾人スタッフが、「日本で爆買いしてきます!」と言って、10日間ほど日本旅行
に行きました。1台湾ドルは2012年に2.5円だったのが、今や4.5円。もちろん台湾人の所得も
あがっています。そりゃ爆買いしたくなりますよね。台湾の人口は2,300万人にもかかわらず、
コロナ前は年間400万人もの台湾人観光客が日本に訪れていました。
「親日」ならぬ「愛日」の台湾人。日本を訪れる台湾人は今後更に増えるでしょね。

物価について20代の日本人の若い方と話す機会があったのですが、彼らは
「物価=ずっと変わらない」という思考です。確かにこの30年、日本の物価と所得
は殆どあがらなっかたので、20代や10代の子たちがこのような考え方なのは間違っていません。

物価が変わらない⇒給料は上がらない=現状維持=それでOK⇒向上心を持てない
こういう思考になってしまうのではないのでしょうか。。。

生まれた時から現状維持環境が当たり前なので、彼らに責任は一切なく仕方ないのですが、
向上心を持てず現状維持に満足してしまう若者の増加は、そもまま日本の国力低下にかかわ
ることです。恐ろしいですね。。。
※一部それを感じるだけで、若者全員がというわけでは決してありません。

日本国内の大学生と、タイに交換留学に来ている日本人大学生と話をしていて
明らかに「違い」を感じるのは、活気あふれる東南アジアに身を置いている、というのも
一つの大きな理由かもしれません。

今回の日本の物価上昇はほぼ外的要因による強制的な物価高ですが、現状維持が
当然の若者の潜在意識を目覚めさせる!という意味においては良いかもしれません。

今回は備忘録的な、まとまりのない日記みたいになってしまいましたが、
1年4ヶ月ぶりの東京を訪問し、いろいろ考えさせられました。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。(小野)

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