エコアズ・ウィークリー <2023年6月13日号>
おはようございます、小野です。
今日のタイトルは、テーマである「情熱」にちなんで【FIRE】にしました。
※いま流行りの「Financial Independence, Retire Early」=
「経済的自立」と「早期リタイア」とは関係ありません、あしからず。。。
世の中のビジネスパーソンを「情熱(=やる気)」という切口で眺めると、
4種類(プラス1)に分類されるそうです。興味深い内容なのでシェアさせていただきます。
1.自ら燃える人(自燃型)
2.誰かに火をつけられると 燃える人(可燃型)
3.燃えられない人(不燃型)
4.燃えている火を消してまわる人(消火型)
そしてプラス1の5番目は(点火型)。人の心に点火し、動機づける人。
点火型は、自燃型の方にプラスで備わっている事が多いと個人的に思ったので、
敢えてプラス1とさせていただきました。
組織・チームが求めるのはやはり「自燃型」の人。ポジティブ思考で自ら考え、自ら動ける人。
情熱を持って仕事に取り組んでおり、そして周囲にも良い影響を与えることができる人。
全体の5%前後と言われています。
一般的に世の中に一番多いの は「可燃型」の方で、全体の80%前後を占めるそうです。
良い上司や仲間に恵まれれば、最大限のパフォーマンスを発揮できるのが可燃型。
一方マイノリティではありま すが、あらゆる組織において、燃えている火を
消して回る「消火型」(ファイ ア・ファイター)の人間は厄介です。
「現実的でない」「上手くいくわけがない」「以前にやったが失敗した」
「そんなに経験が無い、能力がない、若くない」「そうは言ってもねぇ」
例えばこんな口癖の多いファ イア・ファイター(火消し役)は、下手すると可燃型の
人間を不燃型に陥れてしまいます。上司や部門長が「消火型」だと、チーム全体が
消火型組織に陥りかねず、非情に危険です。全体の1~2%と言われています。
あと個人的に思うのは「タイ人は、タイ人は、、、」と口癖のように「タイ人」と一括りにして
ネガティブな発言をされる方、あれはレッテルを盾に自分自身と向き合わずに、そして
同時に自分自身の火を消している発言のような気がします^^;
同じく全体の1~2%とマイノリティですが、「不燃型」の人がいます。
何をしても燃えることが無く、可もなく不可もなく淡々と仕事をこなす人。中には新人の
頃には燃えていたけど、周囲・環境の影響で徐々に不燃型になった人もいそうです。
そして最後に「点火型」。可燃性の人に火を灯し、やる気を起こさせることができる人。
「あなたと話して元気が出た」「いろいろ話を聞いてほしいので会いたい」
「あの時言ってくれた言葉が忘れられない」「励みになった」「元気をもらえた」
このような言葉を他人から言われたことがある方は、点火型或いは点火型ポテンシャルが
あると言えるのではないでしょうか。全体の3%前後のようです。
言うまでもなく組織・チームのリーダーは、「自燃型」が理想ですが、
例え「可燃型」でも、リーダーとして「自燃型」を演じる必要があると思います。
例えばリーダーが「可燃型」だと、
「いつも上司の指示待ち」「本社の顔色を伺っている」「頼りがない」等々、、、
特に部下が外国人の場合は、恐ろしいほど上司を厳しく観察・評価しています^^;
リーダーが「不燃型」「消火型」の場合、これは言うまでもありませんね。。。
かくいう私自身は、自燃型と可燃型を行ったり来たり、、、
基本的には燃えてるとは思いますが、なんとなく気が乗らない時もあります。
そういう時は尊敬する方や本の中の言葉から刺激を受け、着火してもらっています。
「自燃型」「可燃型」「不燃型」「消火型」「点火型」。
皆さんは、そして皆さんの部下はどれに該当するでしょうか・・・?
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。(小野)
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