日本の常識はアジアの非常識?

エコアズ・ウィークリー <2021年4月20日号>

おはようございます、小野です。

「日本の常識は世界の非常識」、今となっては聞き慣れた言葉ですね。

特にアジアで生活をして仕事をされている皆さんは、
これでもか!!というぐらい「これがアジアの常識なの?」と、
時には驚き、時に呆然と、時に腹ただしく、
日常のあらゆるシーンにおいて、様々なご経験をされてきたのではないのでしょうか。

今回は、アジアにおいて実際に私が経験したアジアの日常における常識(?)を
ピックアップしてみました。

全ての項目において、「いや~、わかるそれ!!」ということであればかなりのアジア通、
いやむしろどっぷり浸かっているのかもしれません(笑)。
逆に全ての項目で「え!?そうなんだ?ありえない!!」ということであれば、
アジアにおける経験不足・・・!?息抜き程度にご覧ください、、、ではどうぞ。

みやげ屋にて in 台湾
私「すいません、19時閉店ですよね?ちょっと過ぎちゃってますけどいいですか?」
店員(笑顔で日本語で)「大丈夫です!!あなたのために残業しますから!残業代出ないですけど!!」
私「あ、ありがとうございます。謝謝 ^^;」

屋台にて in シンガポール
屋台のおばちゃん(ミャンマー人)「あんた何でミャンマー語できないの?できそうな顔してるのに!!」
私「・・・」
※これはカルチャーの違いというより私の顔の問題?
 いや、いずれにせよ初対面の客に対して日本ではありえない接客です。

求職者 in タイ
求職者「すみません、風邪を引いて明日の面接に行けません!」
私「そうですか、大事になさってくださいね。回復したらまた調整しましょう。」
求職者「大丈夫、その会社、私の姉も興味あるって言ってるので、姉が代わりに面接に行きますんで!」
私「は・・・?(゚д゚)」

帽子屋にて in 香港
女性店員「この帽子すごくオシャレでしょう。プレセントにいかがですか?」
私「おー、確かにおしゃれですね♪」
(突然目の前で女性店員が自ら帽子をかぶりだし、笑顔で、)
店員「ほら!(私)可愛いでしょ?」
私「う、うん、かわいいですね・・・ ^^;(自分でかぶるなよ~)」

路上にて in タイ
両足の無い物乞いが、夕方突然持参した袋から義足を取り出した後、何事も無かった
かのように笑顔で普通に歩いて(しかも軽やかな小走り)BTSで帰宅しているのを目撃した時。
あまりの役者ぶりに、今後物乞いへの募金は一切控えようと思った瞬間でした、、、

面接にて in ベトナム
応募者「私は日本人は時間を守らないと思います。」
私「え、そう?何でそう思うんですか?」
応募者「だって夕方6時までの勤務時間なのに、日本人は7時になっても8時になっても仕事を止めないですから。」
私「(゚д゚)!」(ある意味的を得ている、、、)
もう10年ほど前ですが、今思えばこの方は「働き方改革」の最先端を行っていたのかもしれません。。。

レストラン in 台湾
店員(日本語で)「いらっしゃいませ~。うわっお客さん、ネプチューンの名倉潤にそっくり!!
ハ・ハ・ハ’,、('∀) ‘`,、」←大爆笑!
私「そうですか、良く名倉潤を知ってますね!謝謝~ ^^; (あなた、初対面でしょ~)」

コンドミニアム in タイ
(新築欠陥住宅で、水漏れになって大変な部屋に駆け付けたディベロッパーと)
私「いくら新築と言えど、こりゃ酷すぎる!こんなの初めてですよ~。」
ディベロッパー「ウチは大手と違って社歴自体が浅いから、まだまだ技術的にはこの
程度でも仕方ないし当然なんです。マイペンライ!」

車中にて in カンボジア
ドライバー「俺はID上の年齢は40代だけど、ここだけの話、本当はとうに50を超えてるんだ!」
私「へ~、何でそんなことしてるの?」
ドライバー「ポルポト政権時代、本当の年齢を言ってたら俺は殺されていた。だから小学生だって偽ったんだ。
じゃないと今こうやって車を運転していなかっただろうな!ハハハ!」
私「(゚д゚)!」

いかがでしょう。
個々の体験についての細かいコメントを書いていたら長くなっちゃうので、控えさせていただきますが、
日本にいたらまず経験しないだろう、貴重で非日常且つ非常識な(?)事ばかりです。

やはり日本の常識はアジアの非常識なのでしょうか。
しかし海外、アジアでの日常において様々な経験をしているからこそ、
「日本って本当に素晴らしい!」と改めて我々は実感し、思える気がします。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。(小野)

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