敢えて越境する日本人

エコアズ・ウィークリー <2021年7月29日号>

おはようございます、小野です。

何だかんだ反対している方が沢山いた、或いはいまだに反対している方も多い
東京オリンピック、選手の日々の情熱や真剣さに、世界中の人々が感動し、
開幕前は全然盛り上がりを見せていなかったオリンピックも、
選手の活躍とともに、日に日にどんどんもりあがっていってますね!

兄妹で金メダルをとった柔道の阿部一二三さんと詩さん。
卓球混合ダブルスで強豪中国を撃破し初の金メダルに輝いた水谷・伊藤ペア。

私自身はオリンピックチケットが当選していたこともあり、開幕前はどちらかというとネガティブ
だったのですが、今や一日の一番の楽みとして毎日観戦しています。

いま日本で嬉しい話題といえば、
オリンピック選手の活躍と、メジャーリーグの大谷選手ぐらいじゃないでしょうか・・・?

ところで女子テコンドーでは、タイのパニパク選手が金メダルを獲りましたね(^^)

さて本題です。

最近弊社グループに登録している日本人求職者で、越境し就職先が見つかった方々がいます。

例えば、
フィリピン→マレーシア
日本→台湾
マレーシア→タイ 等々。

あるいは
「とにかく海外で働きたいんです!!」という日本在住の求職者。

「世界中でコロナが再拡大している中、なぜ敢えて今越境してまでなんですか・・・!?」
と、思わず(というか当然)私は彼ら彼女らに質問します。

「いつまで待っても仕方ないし、逆に今だからこそチャンスなのかなとも思います!!」
こういう状況にもかかわらず、皆さん本当にポジティブです。

リスクを犯してまで給与条件の低い国に敢えて自ら好んで行くなんて、
しかも外国人として日本のような医療保険もなく不便なことも山ほどある。
日本国内で勤務されている方からすれば、
間違いなく超ド級の変わり者です。。。(苦笑)

「すごいな、頑張ってほしいな」と感心しつつ、自分自身が20代の頃に
当時SARS禍の香港に渡った時のことを思い出しました。

彼らも当時の私と同じように要するに何も考えておらず(笑)、
いま自分のやりたい目の前のことにただ集中しているだけです。

ここにきて採用する企業側にも動きが出てきました。
・航空券代を支給
・隔離施設費用を一部支給。
・医療保険を負担。
・上記含む渡航に関わる費用を全額負担(すごい!)。

いつまでも「状況が落ち着くまで採用は、、、」なんか言ってられない、
日本人ローカルスタッフを必要としている企業の増加とともに、
越境求職者に対する待遇も改善されてきています。

この時期に自己負担で越境し就職するにはそれなりの費用がかります。
例えばタイであれば最低でも30万円前後、個人で負担するには結構な金額です。

このような受け入れ企業側の待遇の改善は、海外就職を躊躇している方々の
背中を押してくれることでしょう。

少しでも多くの越境求職者の方々に海外就職を実現してもらうべく、弊社グループは
彼ら彼女らに対し、求人企業側のタイムリーな状況を日々発信していきたいと思います。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。(小野)

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