ホウレンソウの「間」

エコアズ・ウィークリー <2022年7月26日号>

おはようございます、小野です。

かれこれタイとビジネスでかかわりだして18年の私ですが、
タイ人スタッフとのやりとりで、いまだに慣れないホウレンソウの「間」。

例えば、、、
小野「このタイ人のBさん、C社の営業職に良さそうだね。」

スタッフA「そうですね、ちょっと紹介してみます。」

小野「よろしく~」

半日、1日、2日、、、音沙汰なし。。。

小野「例のBさんの件、どうなった?」

A「業界に興味が無いって言ってました。」

小野「あ、そうなんだ ^^;」

こんな感じです。

数年前であれば「いやいや!ちゃんと報告してよ!!」と
必ずスタッフにイチャモンをつけていました・・・^^;

もちろん企業側からの問い合わせであれば、即レスは必須ですし
それはスタッフもわかっているので即対応します。

ただ今回のケースは私が感覚的に「良いかな?」と思って、
それをスタッフに打診しただけ。優先順位は決して高くないし、
私の言い方では、スタッフは「これは後回しでいいかな」と考えます。

しかも弊社は全てオンラインで進捗管理をしているので、
私がオンラインでスタッフのアクションを確認すれば良いだけです。
しかしこれが仮に人材BさんがC社に興味があれば、途端に優先順位が
あがり、スタッフから直ちに報告があがってきます。

実際のところ、スタッフが人材に連絡をするのを
「忘れる」「怠っている」というケースは、これまで99%(ほぼ)ありません。

なので、今回のケースは仮に私が文句を言おうものなら、
「え?だって進捗状況は記録してるのに、なぜ・・・?」と思うでしょう。

デジタル化の中にある私自身のアナログ部分でしょうか・・・?
そう考えてしまいます。この辺の「間」の取り方と言いますか、
時代もコミュニケーションスタイルもタイ人スタッフも、常に変化していくので
適応していくことを意識しておかないと、気がつけば自分だけ取り残されてしまいます。

蛇足ですがこの「間」のとりかた、
1.英語(私)ー英語(スタッフ)とお互いが第二言語同士のやりとりより、むしろ
2.日本語(私)ー日本語(スタッフ)と、こちらが母国語の時のほうが
ニュアンス的な部分で難しいと感じることもあります。
抽象的な言い回しですいません、、、

これがリモートとなれば尚更で、特に(2)のケースの場合は
こちらが真剣に理解しようと努力する必要があると思います。
日本語だから大丈夫だと変に安心してしまうと、後々大きな
コミュニケーション上の誤解が生じると思います。

そして。。。
小野「このタイ人のSさん、D社のコーディネーター職に良さそうだね。」

スタッフM「そうですね、ちょっと連絡してみます。」

小野「よろしく~」

半日、1日、2日、、、今回も音沙汰なし。。。

「例のSさんの件、どうなった?」と聞く前に、
まず自分がオンラインシステムで確認しないといけませんね。。。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。(小野)

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