自身のストレスチェック~在宅勤務下のメンタルヘルスケア2~

エコアズ・ウィークリー <2022年3月29日号>

おはようございます、小野です。
先週に続き、今回も「在宅勤務下のメンタルヘルスケア」のトピックになります。

今までと明らかに違う部下に気づくことができたら、
まずは声をかけてやったり話を聞いてみること(面談)が大事です。

では具体的にどのような対応や手段があるのでしょうか・・・?

面談はオフィス出勤の際の対面が望ましいのですが、WEB会議や電話でも
周囲に誰もいない等の配慮したうえでおこないましょう。

一方で、社員それぞれが異なる場所で働いているので、部下の変化に対して
実際に気づけなかったという上司も少なくありません。
「離れているので変化に気づきにくい」
「部下も自分自身の体調の悪化に気づけず上司への相談が遅れる」
といったケースもあります。

この場合は、「コミュニケーション」や「在宅勤務」が鍵となってきます。
メンタルヘルスの専門家が推奨しているものの一つに「雑談」があります。
上司が率先して部下に話しかけてみる。
部下がタイ人であれば「御飯の話」「家族の話」「日本やタイの話」等々、、、 
大事なことは、話しやすい環境をつくってあげることです。

在宅勤務時の部下の様子がおかしいことに対し、
「仕事をさぼっているんじゃないのか?」と頭ごなしに否定するのではなく、
まずは部下を信頼し、もし進捗状況が遅れていても
「何か仕事で困っていることはないか・・・?」
「上司として支援できることは何か・・・?」と、
部下に寄り添い話しかけることによって、部下は精神的に安心することができます。

在宅勤務の環境下で、見えないからこそ逆に大きな信頼感を築くことができます。

そして最後に当コラムをご覧になっている皆さん。
コロナ禍で且つ異国においての日々の業務のイレギュラー対応、組織マネージメント、
部下の指導、時に現地の状況を理解してくれない本社とのやり取り、
外国人上司や部下、同僚とのリレーション、、、
そのストレスたるや、皆さんこそ相当大きなものかと思います。

日本人では100人のうち約6人が、タイ人では100人のうち約2名が
うつを経験しているという統計データがありますが、実際にはこの倍近い
のではないかと個人的には思います。

厚生労働省の「こころの耳」という、働く人のメンタルヘルスサイトを紹介させていただきます。
▼5分でできる職場のストレスセルフチェック
 https://kokoro.mhlw.go.jp/check/

▼働くひとの疲労蓄積度セルフチェック
 https://kokoro.mhlw.go.jp/fatigue-check/worker.html

どちらも簡単にチェックできるのでオススメです。

実は皆さん自身が気付いていないうちに、少なからず心が疲れている可能性もあります。
部下のメンタルヘルスケアも大事ですが、まずは皆さん、そしてご家族の
日々のメンタルヘルスケアがあってこそ。

かくいう私自身も日頃のストレスケアは心がけているつもりですが、ひょっとしたら
知らないうちに少なからず疲れているのかも。。。機会があれば私の「心のケア」
「ストレス解消法」等シェアさせていただきたいと思います。
皆様のストレス解消法も是非教えてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。(小野)

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