リアル面接なら辞退!?

エコアズ・ウィークリー <2022年1月18日号>

おはようございます、小野です。

「対面面接じゃなくオンライン面接を希望します。」
「オフィス訪問しないといけないなら辞退したいです。」

これは日々の求職者とのやりとりの中で、いま実際に起こっていることです。

タイに限らないことですが、この2年間で企業の採用面接プロセスは大きく変わりました。

採用面接において現在最も主流なのは、
1次がオンライン⇒2次(最終)面接はオフィスでリアル面接(対面)
というプロセスです。

1次面接オンライン⇒最終面接オンラインと、中には全てのプロセスをオンラインで
完結するというスタイルの企業もあります。全てをオンラインという企業はかなり少数ですが、
カスタマーサポートセンターや内勤のデータ入力等、基本的に対面を伴わないオフィスワークで
OJTやトレーニングシステム、マニュアルでトレーニング可能な業界に多い傾向です。

日本在住の現地採用日本人スタッフの面接は、今や完全にオンラインです。
タイに入国が困難なので日本からリモート面接でタイ人スタッフを採用、という企業もあります。

採用面接に置いて一昔前ではあり得なかった「非常識」が、今や「常識」となっています。

一方で接客を伴うサービス業や外回りの営業職は、やはり必ず一度は対面面接を
実施したいという考えの企業が大半という傾向は今も変わりません。

1次面接対面⇒2次面接対面と、現在も対面を重視する企業ももちろんあります。

これは企業の採用方針なので、どれが正しくどれが間違っているということではありません。

ただ現職中の求職者の立場からすれば、冒頭のように
「まずはオンラインで面接、お互い感触が良ければ2次面接はリアルで」という
考えの方が大半です。現職中の方は休暇を取る必要があるので、この考えは理解できます。

私個人の意見はと言いますと、、、
「一度は対面で面接したい」です。
(と言いながら、コロナ前からグループの社員をオンラインで採用した実績もいくつかあります)

やはり実際にリアルで会って、感覚的な部分も含めお互い確かめ合うという
プロセスは大事だと私自身は思います。営業や接客業であれば、全身のバランス等
オンラインではわからない部分もリアル面接で確認することも重要ではないでしょうか。

蛇足ですが最近は、、、
「ZOOM映えを狙え!光/角度/カメラと仲良くなろう!!」
「ZOOM映えでオンライン面接を勝ちに行く!」等、、、(゚д゚)!

「面接」「ZOOM映え」で検索すると、いかに画面越しの印象を良くするかという
いわゆる「オンライン面接対策」のサイトが、まあ出てくる出てくる。。。
ZOOM映えコンサルタントらしき職業もあるようです。

職業柄、明らかに履歴書の写真とリアルの顔や顔の細さが大きく異なる方を今まで
相当数見てきましたが、今の時代はオンライン面接する際もしっかり対応が必要ですね^^;

可能な限りリアルで会いたい、とうのが今日現在の私のホンネですが
さらなるテクノロジーの進化で数年後は違った考え方になっているかもしれません。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。(小野)

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