エコアズ・ウィークリー ＜2023年6月20日号＞
おはようございます、小野です。
弊社には就職活動中のタイ人新卒人材も多数登録してこられますが、
面接時、「この子は、本当に大丈夫なのかな・・・？」と思うような方もいます。
中には自分が応募した会社がどういう事をやっているのか全く把握してい
なかったり、面接が入った会社のウェブサイトすら確認しない方もいます。
（新卒に限らず、経験者の中にも時々このような方がいますが、、、）
当然ですが弊社では面接前に企業のウェブサイトを必ずしっかり確認するように
伝えておりますが、それにもかかわらずウェブサイトを全く見ずに面接に臨む方も
相変わらずいます、、、
人材紹介会社の登録面接は最近はWEBが主流になりましたが、以前は来社した
新卒人材の中に、友人や母親（父親）同伴で登録に来る学生、中には恋人を
連れて来る学生もいました。
最近は新卒人材のWEB面接時に、背後の薄暗闇に無表情の母親が、
座ってこちらをジーッと観察しているということが実際にありました。
それなりに怖かったですし、まあ面接がやりにくいこと、、、^^;
その新卒人材には
「今日はいいですけど、企業との面接時にはお母さんは同席はダメですよ！」
と、釘を刺しておきました。今のところ企業様から「WEB面接にお母様が背後から見ていた」
というフィードバックは無いので、おそらく私のアドバイスを理解してくれたのでしょう。
他国の例を少し紹介します。
香港で新卒の方が家族旅行前だと言うことで、
スーツケースを持って一家全員（おじいちゃん含む！）で登録に来られたことも。
流石に驚きを越えて引いてしまいましたが。。。
ベトナムでは企業での面接日にお姉さんが同行し、「姉も興味があると言ってます！」と、
何故かお姉さんも一緒に面接するよう企業に要求してきた話もあったり。。。
面接時に経営者に向かって、平然とその会社の経営批判をしだす新卒台湾人もいました。
それなら受けなきゃいいのに、、、
日本人の感覚からするとちょっと「？？？」という感じなのですが、過去にタイ人の
恋人同伴で登録に来られた新卒日本人女性の方も実際にいました。
日本国内の学生はどうなのでしょうか。
実際にあった話ですが、面接時に「ところで貴社は何をやっているんですか？」
と真剣に質問する学生がいたそうです。
また、あるアパレル企業では「私服OK」で説明会を開催したところ、事前に
「どの程度の服装ならいいのか」 という問い合わせが殺到したとか。
信じられないような話ですが、合同就職説明会に参加した学生が、「貴社は会社
案内に『東証一部上場』と書いてありますが、『全部上場』する予定はあるのでしょうか？」
と真顔で質問したというエピソードも。(゜д゜)！
最近の若者は常識知らずが多いな、、、と、思わず考えてしまいます。
もちろんこのような非常識な若者たちは、ごく僅かで全体からすればマイノリティ
だと思いますが（思いたいです）。
古代エジプトの何千年も前の壁画にも、
「最近の若者はどうしようもない！」との記述があるようです。
これは、人類が進化し続けていると捉えるべきなのでしょうか。
それとも、
いつまでたっても進歩していないと捉えるべきなのでしょうか、、、
新卒に限らず、貴社にも非常識な人材が面接に来たというエピソードはございますか・・・？
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。（小野）
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