ケチな飲み屋~在宅勤務下のメンタルヘルスケア~

エコアズ・ウィークリー <2022年3月22日号>

おはようございます、小野です。

今回はケチな飲み屋をテーマに、、、
と言っても、私が「ケチな飲み屋」にボッタクられたという話ではありません^^;

「最近部下の元気がない」「遅刻したり、休みがちになってる」
「仕事もミスばかり」「服装が乱れたり、だらしなくなってる」
「なにかあったのかなぁ」
「もしかしてメンタル不調!?でもどうすれば・・・?」

職場の部下、そしてご自身のメンタルヘルスの状態をチェックする
基本的な方法に、「ケチな飲み屋」サインというものがあります。

ケ・・・欠勤(特に休み明け)
チ・・・遅刻・早退
ナ・・・泣き言を言う
ノ・・・能率の低下
ミ・・・ミス(特にケアレスミス)
ヤ・・・辞めたいと言い出す

どのシグナルも長期化すると深刻なのですが、特に「欠勤」は身体が
重たい、動かない等の症状がみられる場合もあるので要注意です。

今や当たり前となった在宅勤務制度。そしてこの在宅勤務は当初の予想以上に
長期化しており、且つ一般化しつつあります。

在宅勤務はメリットもありつつ、これまでと全く違う環境で仕事をすることになります。
この変化は、時として心の負担にもなります。

在宅勤務は、導入したことで「通勤時間が減った」「家族と過ごす時間が増えた」等の
メリットを感じている方が多い一方で、
「「孤独感」「やる気が起きない」「自己嫌悪」等、、、
このような症状を感じている方も多くいます。

もしそのような症状があれば、心が疲れている(=うつ病予備軍)可能性があります。
まずは部下自身がそれに気づくことが大事ですが、心が疲れていることは
決して悪いことでも怠惰なわけでもありません。

上司としては、いつもと違う部下に気付いたら、
「声をかける」「部下に話しかける」「部下の話を聞く」「仕事配分を変えてみる」
等の対応が、通常であれば必要となってきます。

しかしこれが在宅勤務となると対応が異なり、より難しいものになってきます。
「部下の様子が見づらい」「部下も上司に相談しづらい」という環境の中、
どうやっていつもと違う部下に気づくかが課題となってきます。

部下の変化の実際の事例や兆候としては例えば下記のものが挙げられます。
・メールのレスが遅くなった
・仕事の報告が遅れ気味である
・仕事のケアレスミスが増えた
・感情的な態度をとるようになった 等々、、、

今までと明らかに違う部下に気づくことができたら、まずは声をかけてやったり
話を聞いてみましょう。

一方で、社員それぞれが異なる場所で働いているので、部下の変化に対して
実際に気づけなかったという上司もすくなくありません。

では具体的にどのような対応や手段があるのでしょうか・・・?
そして皆様ご自身が、このコロナ禍で心身ともに疲弊されていることはないでしょうか。

この続きは次週お話させていただきたいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。(小野)

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